グローバルに、LINEが生む楽しさを「届ける」

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グローバルコンテンツ部は、主にLINEヤフーが展開するさまざまなサービスのローカライズや運営支援を担っており、海外ユーザーも多いサービスにおいて、いわば海外との架け橋のような組織です。今回は、部長の原田 秀次郎に、組織の展望や業務のやりがいについて聞きました。

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原田 秀次郎

グローバルコンテンツ部

これまでのキャリアと、入社したきっかけを教えてください

新卒で入社したのは、紙媒体の書籍を扱う流通会社でした。出版取次と呼ばれる、出版社から本を仕入れて全国の書店に卸す会社です。その海外事業部にて、国内と海外の出版社間での翻訳出版権の仲介業務に携わっていました。その後、出版社と電子ストアとの間で電子書籍データの配信管理をおこなう会社へ転職しました。ここでは新規事業推進部にて、発売前の本を書店員や図書館員にプロモーションするためのサイトの運営や、海外から日本へのローカライズ、リリース、国内営業などを任せられていました。
第2子が生まれたタイミングで、子育てのことを考え、地元である九州に戻ることにしました。福岡の企業で働くということだけを決め、業種はあまり絞らず探していく中で、LINE Fukuoka(現LINEヤフーコミュニケーションズ)に出会いました。当時は、いわゆるLINEとLINEマンガ程度の認識で応募しましたが、面接で業務内容や役割、課題などを聞いていくと、これまでの経験を活かしつつ、楽しみながらチャレンジできる環境がありそうだとシンプルに感じ、入社を決めました。

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グローバルコンテンツ部の業務内容を教えてください

グローバルコンテンツ部では「GlobalユーザーにWOWで信頼あるコンテンツを届ける」というビジョンを掲げています。各種LINEサービスにおけるコンテンツのリリースやアップデートを待ち望んでいるユーザーは、今や国内に留まりません。国内外のユーザーに向けて、企画されたコンテンツのテキスト翻訳やファイル制作、システムへの取り込みや配信といった、「楽しんでいただけるコンテンツを世界のユーザーに届ける」ための業務をおこなっているのが、グローバルコンテンツ部です。
具体的には、主に2つの業務を担当しています。1つが日本から海外、または海外から日本に向けてサービスを展開する際の翻訳を含めたローカライズ業務。もう1つが、LINE関連サービスのリリースに際して配信の設定やファイルを制作するといった運営支援業務です。
ローカライズ業務ではLINE GAMEのテキスト翻訳やLINEマンガのWEBTOON作品の翻訳監修、また各種LINEサービスでの問い合わせ関連の翻訳を担当しています。運営支援業務においては、LINEマンガの電子書籍ファイルの入稿やキャンペーンの設定、LINE MUSICのランキングレポート、LINEアプリ内の広告設定など、業務は多岐にわたります。
新たにご入社いただいた方には、まず社内ツールの使い方の研修から始まります。そして、OJTというかたちでチームメンバーがサポートしながら、実務をスタートしていく流れです。OJTの期間は担当する仕事内容によって異なるものの、チャットツールなども活用しながら、困った時はフォローできる体制を整えています。

業務のやりがいと組織の魅力について教えてください

自分が手がけたコンテンツがサービスに実装されるのを目にするのは、とても誇らしい気持ちになります。たとえば、LINEマンガ内のコンテンツで自身が監修したテキストが実際に配信されたときは、自ら確認することもできる上、ユーザーが楽しんでいる様子をコメント欄などで確認することもできます。ユーザー数が多い分、反応も大きいので、どうやったら喜んでもらえるだろうかと試行錯誤したものに対して、多くのユーザーの実際の反応を見ることができる点は、大きなやりがいにつながります。
また、「好き」が仕事になっているというメンバーが多いこともグローバルコンテンツ部の魅力かと思います。サービスが多岐にわたるため、マンガのファイルを扱ったり、LINE MUSICの歌詞を担当したりと、様々なコンテンツに携わる機会があり、自分の好きな分野を仕事にできている方は多いと思います。また、翻訳メンバーもその言語が好きで勉強してきた方々なので、それぞれの担当業務にとても愛着を感じながら取り組んでいます。チーム内の会話でも、各コンテンツの最新情報についてテーマで盛り上がることも多く、プロフェッショナルとして仕事にあたりながら個人としての楽しみも得られるのは、特徴的な魅力だと思います。

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組織成長で重視していることは何ですか?

メンバーそれぞれのこれまでの経験とグローバルコンテンツ部での業務を結びつけて、「能動的に動けるチーム」であることを意識しています。ゲームやマンガ、音楽が「好き」といったことはもちろん、異業種でのお客様対応や営業など、一見すると業務と関連なさそうなことも、ユーザーにわかりやすく伝える方法を考えるうえで活用できる大事な経験です。単純に右から左に作業して納品するのではなく、これまでの経験を活かし、ユーザーに届けるうえでより良い方法を追求しようという姿勢が重要だと考えています。
そういったチーム風土を醸成するには、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが、自分の担当領域だけにとどまらず交流して関係性を築いていく必要があると思っています。そのため組織のチーム編成においても、ローカライズ業務と運営支援業務という業務軸で分けるのではなく、サービスを軸として、LINE GAME・LINEマンガに特化して対応するチームとその他60ほどあるサービスに対してマルチに対応するチーム、という構成にしています。ローカライズと運営支援では業務内容は異なりますが、融合したチームにすることで、これまでなかった新しいシナジーが生まれていくのを全員で楽しめる環境を作っています。

今後の展望を教えてください

私は性格的に「守り8割、攻め2割」というタイプなのですが、これはグローバルコンテンツ部の業務風土とも似通っていると考えています。1つのコンテンツを約半年から1年という長期的な期間で継続して関わっていく守りの部分がメインでありつつ、その中で2割のチャレンジを忘れないという、今の会社に必要なことと挑戦したいことのバランスを見極め両立させることがとても重要だと思っています。
今のチームも、日々拡大しているサービスに対して、組織としていかに適応していくかという課題を意識し、直近でチーム体制を改編しました。今後もスピード感をもってコンテンツを提供し続けることを意識して挑戦していきたいと思っています。
また、チームごとの展望として、LINE GAME・LINEマンガチームに関しては、対応できる業務領域を拡大していくことを目指します。これまで以上にサービスへ貢献できるよう、チームの対応可能な業務を増やし、その業務のフロー作成や質の改善を促進していきたいと考えています。マルチ対応チームに関しては、幅広いサービスに関わりながら業務をおこなうため、どんどん新しいサービスに触れ、情報感度高く柔軟で臨機応変に対応ができるようにしていきたいと思っています。
私自身も、出版業界に長くいたので、今でも出版業界を追いかけながら常に新しい情報を得るようにしています。出版のトレンドを追うと、今までに見たことのない領域の本が出ているなど、自然と世の中の話題が広く見えてきます。そんな風に自分の興味のある分野を仕事に活かす方法は必ずあります。
LINEヤフーコミュニケーションズは、社員の挑戦を後押しする文化がある会社なので、「LINEの技術を新しい分野に繋げる」といったことも、情熱ときっかけがあれば可能です。LINEというコミュニケーション基盤は、多くの業界をもっと面白くできる可能性を秘めています。メンバーには、自分が夢中になれる分野で新しいことにチャレンジしてほしいと思っています。そのためにも、興味関心を幅広く持って情報を取り入れ、かつそれをチームに還元していく、というサイクルを全員で作り続けていきたいです。

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